関東ブロック意思疎通支援事業研修会を開催

2017年11月2日

 10月31日、東京都盲人福祉センターにおいて、日本盲人会連合関東ブロック協議会(鈴木孝幸ブロック長)主催の「視覚障害者意思疎通支援事業に関する研修会」が開催され、関東ブロックをはじめとして多くの団体・関係者など45名が参集しました。

 開会の挨拶の後、意思疎通支援事業について厚生労働省自立支援振興室の引間愛情報・意思疎通支援係長より説明されました。
 続いて、意思疎通支援事業の現状と課題をテーマに、我孫子市障害福祉課の職員が講演を行った。更に、意思疎通支援事業従事者の養成について、鈴木ブロック長より講演がありました。
 その後の質疑応答で、参加者から「入院中は派遣が認められるようになったものの、既にサービスを受けている人が対象なのでそれを広げるように進めること」や、「意思疎通支援サービスのカリキュラムを全国統一のものにしないと、手話通訳士や要約筆記と肩を並べて代筆・代読の専門家を育成することができないので早急に定めること」を求める声が多く上がりました。