バリアフリー法及び関連施策のあり方検討会開催

2017年6月16日

 国土交通省主催による「第3回バリアフリー法及び関連施策のあり方に関する検討会」が、6月13日に開催され、日本盲人会連合からは伊藤和男副会長が出席しました。

 同検討会は、バリアフリー法が施行され10年を経過したこと、更に同法に係わる社会環境の変化が大きいことを踏まえ、全国のバリアフリー水準の底上げを目指し、同法の見直しに向けた方向性を整理するために開催しています。

 今回は、参加した障害者団体や関係機関からの意見を取りまとめた報告書案の検討を行いました。伊藤副会長は、心のバリアフリーの充実を図るために、障害当事者が講師をする際、その考え方や解説が統一されるよう、人材育成を含めた障害当事者への教育が必要な点などを指摘しました。

 なお、同検討会は今回をもって終了し、6月末頃を目処に報告書をとりまとめる予定になっています。