社会福祉法人 日本視覚障害者団体連合

　平成２９年度第１回あはき等法推進協議会（代表・杉田久雄全日本鍼灸マッサージ師会会長）が４月２１日、東京・四谷の全鍼師会会館で開催されました。日本盲人会連合からは小川幹雄あはき協議会会長、須藤平八郎副協議会長が出席しました。

　主な討議内容は次のとおりです。
　１． あはき養成施設の認定基準の改定に伴う指定臨床施術所の指定講習会が今年度実施される。受講資格は開業後５年を経過した者であり、講習時間は１６時間となっている。
　２． １１月５日東京有明医療大学で開催される「あはき等法制定７０周年記念の集い」は厚生労働大臣表彰、記念講演、祝賀会の３部構成とする。
　３． あはき等法制定７０周年に合わせた法改正については罰則の強化と施術所の開設規定の改定の２点について成案をまとめる。

　なお、協議会後、厚生労働省の医政局医事課の佐生（さしょう）専門官と井上係長が訪れて、あはきと柔整の広告の実態調査について説明がありました。これは、あはきと柔整の広告のガイドライン作成や広告の取り締まりの資料にするために今年度都道府県に対して調査を依頼するとのことです。

　あはき等法推進協議会では加盟団体会員に対して違法と思われる広告を、保健所に通報することを促し、広告の緩和事項については推進協でまとめて厚生労働省に申し入れをすることにしました。