第70回九州盲人福祉(福岡県)大会開催

2017年3月3日

第70回九州盲人福祉(福岡県)大会が、九州盲人会連合会(衛藤良憲会長)と社会福祉法人福岡県盲人協会(池田精治会長)の共催で、2月26日、27日の両日、福岡県久留米市の久留米シティプラザで行われ、九州各県、政令指定都市より約300名が参加しました。
 26日は理事会、分科会、代議員総会が、27日は記念式典と大会が行われ、宣言・決議が採択されました。主な決議事項は以下のとおりです。
 1.補装具・日常生活用具の給付が、利用者のニーズに応じて適切に行われるように
 2.同行援護事業が、利用者の生活に応じて十分に保障されるよう、また通勤・通所・通学にも適用されるように
 3.テレビ放送における緊急速報を始め、外国語等の字幕の音声化を
 4.災害時等緊急避難時、及び避難所生活が視覚障害者にとって、安心・安全なものになるよう具体的対策を
 5.あん摩・鍼灸従事者の生活を圧迫している、無免許者・無資格者の取り締まり強化と、柔道整復師による不正な保険請求に対する厳正な対処を
 6.視覚障害を有する、あん摩・マッサージ・指圧師の社会的自立を奪う訴訟の即時取り下げを、平成医療学園に強く要望する
 7.九州管内の主要な駅に、転落防止の為のホームドア等の設置をJR九州に要望する。