あん摩師等法19条連絡会 第3回幹事会を開催

2017年2月23日

 平成医療学園グループが大阪・東京・仙台地裁に起こしたあんま師等法19条違憲訴訟について、2月11日、日本盲人福祉センターにおいて、あん摩師等法19条連絡会の第3回幹事会が開催されました。
 会には、日本盲人会連合竹下義樹会長はじめ、全日本視覚障害者協議会、日本理療科教員連盟、全日本鍼灸マッサージ師会から代表者が出席。今回から日本あん摩マッサージ指圧師会安田和正会長も同席しました。

 はじめに、各団体の取り組み状況が報告され、竹下会長からは、
 (1)日盲連加盟団体ならびにブロック協議会から集まった決議を取りまとめ裁判に提示する
 (2)3つの裁判の閲覧体制が整ったため、今後資料として確保できるようになった
 (3)昭和39年当時の実態について資料収集を引き続き行う
 (4)3つの法廷傍聴ならびに報告会に弁護士を派遣できるよう体制を整えている
 (5)口頭弁論後の報告会会場確保について協力する との話がありました。

 また、理教連本田東法制部長から、幹事会前日に開催されたあはき等法推進協議会で全鍼師会杉田久雄会長が、「この訴訟は視覚障害当事者だけのものではなく、業界全体のこととして取り組まなければならない」と発言したことを紹介しました。全視協田中章治代表理事より、世論に訴えていくことも必要と発言があり、各団体でマスコミ等にさらに働きかけていくことを確認しました。
 次に、署名活動・はがき陳情における文面の確認、募金活動、関係団体への情報提供について協議されました。

 第4回以降の各地裁口頭弁論は次のとおりです。
 大阪地裁は4月17日(月)15時、東京地裁は第4回が4月19日(水)11時30分、第5回が6月14日(水)11時30分、仙台地裁は5月22日(月)15時。