中国ブロック三療研修会の開催について
広島県視覚障害者団体連合会並びに広島市視覚障害者福祉協会は、中国ブロック三療研修会の代表者会議を11月26日に、三療研修会を27日に、広島市心身障害者福祉センターにおいて、日本あん摩マッサージ指圧師会および日本盲人会連合あはき協議会の後援のもと開催しました。
代表者会議には、中国ブロック各県のあん摩マッサージ指圧師会・広島市視覚障害者関係団体の役員等、20名の参加があり熱心に議論が行われました。
日マ会の安田和正会長からは、中央情勢等について講演をいただき、三療事業を展開していくためには、各ブロックにおいて組織づくりを活発に行い、会員の拡大を図ることが重要である旨の説明がありました。日盲連あはき協議会の小川幹雄会長からは、11月9日に大阪地裁において行われた「あはき法第19条訴訟の第2回口頭弁論」の経過報告と、来年の1月12日の大阪地裁での第3回口頭弁論にも、視覚障害者関係団体から多数の参加を要請しました。
27日の三療研修会では、「動かしながらの手技療法」をテーマに、学校法人朝日医療学園の相川貴裕先生を講師に迎え、中国ブロックから参加の30名の受講者に対して、講演と実技の講習が実施されました。また、県立世羅高校陸上部のスポーツトレーナー等の経験も生かした講習が実施され、参加者全員が講師の指導のもとに実技を繰り返し実施するなど、有意義な三療研修を実施することができた。