平成28年度第4回あはき等法推進協議会開催

2016年10月31日

 平成28年度第4回あはき等法推進協議会(代表・杉田久雄全日本鍼灸マッサージ師会会長)が10月28日、東京・四谷の全鍼師会会館で開催されました。日本盲人会連合からは竹下義樹会長、小川幹雄あはき協議会会長、須藤平八郎副協議会長、日本あん摩マッサージ指圧師会からは安田和正会長、野本矩通副会長、蓑田穂積理事が出席しました。
 主な内容は次のとおり。
 1.先日、共同通信の調査に基づいて新聞各紙で報道されたあはき療養費の不正請求については、あはき等法推進協議会として法令遵守に努めるというコメントを出す
 2.平成医療学園の訴訟について竹下日盲連会長からあはき法19条を守るための運動への協力要請があったことに対して、あはき等法推進協議会として支援する。

 続いて、この度のあはき養成施設の認定規則の改定について厚生労働省・医事課の佐藤課長補佐から説明があり、意見交換を行いました。
 主な改定内容は次のとおり。
 1.総単位数を増やす
 2.最低履修時間を併記する
 3.臨床実習の充実のために臨床の履修単位数を1から4に増やし、校外臨床実習の場として施術所を指定し、これらの施術所については16時間の講習を行う
 4.必要な教員の定数を増やす。
 なお、この規則は5年後の見直し規定が盛り込まれ、平成30年度から施行される予定である。