三重県視障協「あいふぇすたイン菰野」を開催

2016年10月11日

 三重県視覚障害者協会と菰野町心身障がい者福祉会あいの会主催による、「あいふぇすたイン菰野 第76回三重県視覚障害者福祉大会」が10月6日に開催され、視覚障害当事者、ボランティア等関係者、約400人が参加しました。

 式典では、主催者挨拶の後、自立更生者・団体育成功労者・自立支援功労者への表彰、竹下義樹日本盲人会連合会長、他からの祝電披露、大会宣言案および大会決議案の採択等が行われました。採択された主な決議事項の概要は次の通りです。

 1.視覚障害者生活訓練等指導員の早期制度化を要望
 2.代筆・代読などのコミュニケーション支援の制度化を要望
 3.あはき業が無資格では営めないことを県民に周知することを要望
 4.日常生活用具の支給にあたっては当事者の生活実態を考慮し決定するよう要望
 5.大規模災害時における要援護者名簿の作成、活用計画の策定、障害の特性を考慮した避難所の運営方針の策定と訓練の実施を要望

 その他、6項目の決議事項が出されました。その他の決議事項については、主催団体へお問い合わせください。

 午後は、日盲連スポーツ協議会副会長大橋博氏による講演会「視覚障がい者スポーツについて」が行われ、盛会のうちに幕を閉じました。