福岡県盲人協会が福祉大会を開催

2016年9月27日

 福岡県盲人協会(池田精治会長)が、9月25日八女市民会館「おりなす八女」にて福祉大会を開催しました。
 会員、来賓、ボランティア約280名が参加。音訳・点訳ボランティア4団体に感謝状を贈呈。「障害者差別解消と合理的配慮」と題して、県障害者福祉課課長が講演。午後は、地元男声合唱団によるアトラクションと体験発表。
 次の7項目を決議し盛会の内に終了しました。

 1.補装具及び日常生活用具の給付並びに同行援護事業において、地域間格差が解消されるよう要望
 2.災害時において、緊急避難体制を確立し、視覚障害者に対応した人的、設備面での配慮を要望
 3.無免許・無資格のマッサージ及び療術師の取り締まりを強化し、その養成所の排除を強く要望
 4.視覚障害者の生活安定のために、障害者年金及び各種手当ての増額を要望
 5.老後の不安解消のため、盲養護老人ホームの増設と、既存施設における視覚障害者の受け入れ体制の充実を要望
 6.テレビのニュースや緊急速報における、字幕スーパーの音声化と外国語の日本語吹き替えを要望
 7.視覚障害者が、入院中もガイドヘルパーを利用出来、身辺の世話を看護補助者が確実に実施出来るよう制度の充実を要望。