社会福祉法人 日本視覚障害者団体連合

　９月２１日、情報通信アクセス協議会・２０１６年度第１回電気通信アクセシビリティ標準化専門委員会が東京・浜松町のＣＩＡＪ会議室で開催され、日本盲人会連合から三宅隆情報部長が出席しました。
　今回の委員会では、電話やファクシミリ、携帯電話などの通信機器の基準を定めたＪＩＳ　Ｘ８３４１－４（高齢者・障害者等配慮設計指針－情報通信における機器、ソフトウェア及びサービス－第４部電気通信機器）について、先に開催された検討ワーキンググループの報告を受けて検討を行いました。
　結果、今後改正検討を行い、改正内容としては、スマートフォンも対象として明確化する、サポート用件について障害者差別解消法の施行に伴う内容を見直す、タッチパネルなどの新技術について利用者のニーズへの対応に不足がないか、が承認されました。今後、経済産業省の承認が下りてから２０１８年４月の制定に向けて改訂作業が進められます。