弱視者の実態把握の調査研究委員会開催
2016年6月29日
6月15日、日本盲人福祉センターにおいて、「弱視者の読み書きに関する実態把握のための調査研究委員会」(委員長・中野泰志慶応大学教授)の第2回目の委員会が開催されました。
同委員会の目的は、日本盲人会連合として、これまでなかなか取り組まれてこなかった、弱視者(ロービジョン)の抱えている問題を調査し、その解決策を明らかにすることです。
今年4月から「障害者差別解消法」が施行されたことを踏まえ、弱視者が差別と感じることや困っていることの事例をアンケート形式により調査します。
その結果から弱視者の必要とする支援や合理的配慮について整理し、国・地方自治体、眼科、視覚障害者団体、民間企業、弱視当事者に対して提言を行い、問題の解決に繋げます。
なお、アンケートは7月中旬をめどに開始する予定です。