社会福祉法人 日本視覚障害者団体連合

　情報コミュニケーション４団体連絡会が５月１０日、東京・西早稲田の日本盲人福祉センターで開かれ、日本盲人会連合から竹下義樹会長、藤井貢組織部長、工藤正一情報部長が出席しました。この会議は、日盲連・全日本ろうあ連盟・全日本難聴者中途失聴者団体連合会・全国盲ろう者協会の４団体による連絡会として、平成２４年度から定期的に開催されているものです。
　会議の冒頭、竹下会長から障害者総合支援法を巡る国会情勢と、自由民主党の中でいま「障害者マーク」が検討されていることについて発言があり、それらについて意見交換が行われました。続いて、４月１４日と１６日に発生した熊本地震を受け、各団体の支援の取り組み状況について情報交換が行われ、藤井部長から、４月２７・２８の両日、被災地を訪問した時の報告が行われました。
　また、各団体から、熊本での地域対策本部の活動状況、要支援者名簿の開示、視聴覚障害者等への避難所等における情報・コミュニケーション支援について、現状と今後の課題などを出しあいました。さらに、全日本ろうあ連盟から、「情報・コミュニケーション条例」の成立及び検討状況について報告がありました。