2016年度 視覚障害スポーツ情報交換会

2016年4月21日

 日本盲人会連合スポーツ協議会(会長・大橋博)が、4月2日、筑波大学附属視覚特別支援学校を会場に開催された「視覚障害スポーツ情報交換会」に参加しました。

 主にパラリンピック競技についての情報交換会が行われ、様々な分野(医療・教育・競技団体等)から50名余りの参加者が集まりました。会は4部構成で進行され、話し合われた内容は次の通りです。

 第1部は、医療機関と視覚障害スポーツとの関わり(視覚障害者国際クラス分け、視覚障害者スポーツと眼科医との関わり方、アンチドーピング)について4名の眼科医からの話。第2部は、視覚特別支援学校の体育指導者実態調査の報告。第3部は、日本パラリンピアンズ協会がインドネシアで行った、パラスポーツを学ぶための子ども向けの体験イベントの事業報告。第4部は、各競技団体の現状と課題を話し合いました。

 パラリンピック競技も、非パラリンピック競技もそれぞれに若手不足や資金不足などそれぞれの課題があがっていました。今後も維持と発展、普及を各団体が共通の課題としてお互いに協力し合っていくために、とてもよい機会となりました。