「障害者マーク」についてヒアリング開催
3月9日、自由民主党本部において、自由民主党障害児者問題調査会・障害者等マーク普及プロジェクトチーム(座長・古川康衆議院議員)によるヒアリングが行われました。
「障害者に関するマークの普及・使用状況および解消すべき課題について」をテーマに、冒頭、古川座長より「差別解消法の施行が目前に迫った今、様々な障害者がいるということを多くの人たちに伝えるために、このプロジェクトチームをスタートさせました。障害者にとって生きやすい社会に繋げていくための障害者マークについて提言をまとめたい」と開催の趣旨が述べられました。
日本盲人会連合顧問でもあり、同調査会会長衛藤晟一衆議院議員からは、「障害のある人もない人も、地域で同じように暮らせるように、障害者マークについても、できるところは統一し、もっと普及し、もっと便利にできないか、皆さんとともに一緒に頑張っていきたい」と挨拶がありました。
日盲連からは工藤正一情報部長が出席し、意見書を提出するとともに、(1)盲人のための国際シンボルマーク(2)補助犬マーク(3)「白杖SOSシグナル」普及啓発シンボルマークの3つのマークについて説明を行いました。また、視覚障害者に関わるマークの問題点や視覚障害者が必要とするマークについて意見を述べました。