第2回操作性に関わる規格検討親委員会が開催
2016年2月3日
1月28日、東京・千代田の公益財団法人共用品推進機構会議室において、「平成27年度第2回操作性に関わる規格検討親委員会」が開催され、日本盲人会連合から鈴木孝幸副会長が出席しました。
この委員会は高齢者や障害者を含む、より多くの人々が消費生活製品を容易に操作したり扱うために、デザインする際の要求事項と推奨事項を示したものであり、これを基準化することにより生活上の利便を図るものです。冒頭、経済産業省の担当者から、本委員会において国際規格(ISO)に向け日本から提案したいとの挨拶があり、その後議事が執り行われました。
主な内容として、「操作性に関わる規格検討についての事業計画について」などの報告が行われ、「人間工学(アクセシブルデザイン)消費生活製品の操作性素案について」などが審議されました。
席上、鈴木副会長から「視覚障害者の中にもさまざまな見え方をする人がいることも含めた上での基準化」が要望されました。