第41回日盲連文芸大会入選者決まる
日本盲人会連合主催による第41回全国盲人文芸大会の入選者が決まりました。今回は全国から短歌54人(152首)、俳句44人(131句)、川柳50人(149句)、随想・随筆11人(11編)の応募がありました。
審査員は、短歌が佐佐木幸綱、池田はるみ、黒岩剛仁、俳句が松林尚志、松井国央、川柳が川端六点、西出楓楽、随想・随筆が当山啓、斎藤恵子、の諸先生です。
厳正な審査の結果選ばれた入賞作品には、日盲連会長賞のほか、短歌の第1位に厚生労働大臣賞、俳句の第1位に文部科学大臣賞、川柳の第1位にNHK会長賞、随想・随筆の第1位に東京都知事賞がそれぞれ贈られます。
各部門の第1位から第3位までの入賞者は次の通りです(敬称略)。
短歌の部1位・田上美智子(熊本県)、2位・吉野英明(大分県)、3位・長澤壯(神奈川県)。
俳句の部1位・日谷寛(広島県)、2位・金谷美子(富山県)、3位・菅沢礼子(長野県)。
川柳の部1位・及川均(宮城県)、2位・柿本美知子(徳島県)、3位・長澤壯(神奈川県)。
随想・随筆の部1位・井上健一(岡山県)「還暦までの記録」、2位・佐藤冨士枝(山口県)「ひよどりと私」、3位・大塚郁代(東京都)「大好きな美しい日本語」。