高齢・障害消費者見守りネット連絡協議会

2015年9月10日

 9月3日、東京・霞が関の中央合同庁舎第4号館において、「第11回高齢消費者・障害消費者見守りネットワーク連絡協議会」が開催され、日本盲人会連合から鈴木孝幸副会長・事業部長が出席しました。

 会議では、消費者安全確保地域協議会、高齢消費者・障害消費者の被害の現状などの報告に加え、消費者庁から「消費者白書」と内閣府からの「高齢社会白書」、「障害者白書」などについて報告がありました。引き続き行われた意見交換では、障害者や高齢者に対する情報発信としてマスコミなどを活用すること、特にテレビでの短い意見広告やNHKラジオなどの深夜番組におけるアピールを短時間で継続的に行い、組織に加わっていない障害者や高齢者に対して広く呼びかけることなどの意見が出されました。

 今年7月から3桁の電話番号に変更になった「消費者ホットライン」は、局番なしの「188」に電話をかけ、ガイダンスに従って郵便番号などを押すと地域の消費者センターに無料で転送され、相談ができる仕組みです。利用料金は、消費生活センター相談窓口につながった時点からの通話料金のみです。気軽に相談ができるなど利点が多いので活用してほしいとのことでありました。