高齢・障害者配慮における包装標準化推進本委

2015年6月9日

 5月26日、公益社団法人日本包装技術協会会議室において、「高齢者・障害者配慮における包装標準化の調査研究と国際化の推進本委員会(AD委員会)」が開催され、日盲連から鈴木孝幸副会長・事業部長が出席しました。

 議事では、「情報と表示」委員会を順次開催するなどの動きを紹介しました。
 席上、ドイツから出されている「パッケージに添付する点字表示」の、点字の高さについて議論され、基本的に、0.2mmより高くするとのことで一致しました。

 続いて鈴木副会長から、飲料関係のキャップへの識別マークの付加や、スマートフォンのアプリを利用したパッケージの音声識別表示なども、今後、検討すべきとの意見が出されました。
 これらの件に関しては、現在、個別規格として対応することや、「情報と表示」で規格に取り込むことは考えていないが、IT技術などを取り入れることについては積極的に行うこととなっており、個別のケースとしての対応は可能であるということになりました。