全国盲人福祉大会初のブロック長会議開催

2015年6月4日

 第68回全国盲人福祉大会岐阜大会の開催第1日目の5月29日、岐阜都ホテルにおいて、初のブロック長会議が開催されました。会議は藤井貢日盲連組織部長の趣旨説明と司会進行の下行われました。他の会議の合間をぬって途中から参加した竹下義樹日盲連会長が挨拶をし、議論に加わりました。
 これまでにも、全国代表者会議や評議員会などで、日盲連の構成団体の代表者で議論する場はありましたが、各団体が抱える具体的な諸問題等について時間をかけて議論する場がありませんでした。そのため、今回初めて全国9ブロックからブロック長(代理含む)が参集して開催されたものです。

 主な議題は、
(1)日盲連加盟団体の組織強化、
(2)日盲連と加盟団体との連携、
(3)その他、指定管理者問題などでありましたが、特に会員の高齢化と中途失明者問題にどう対処するか、組織基盤となる財源をどう確保するか、中央と地方の行政とどう関わるか、会員のニーズにどう応えるか、会員にどう情報提供していくかなどを意見交換する中で、点字JBニュースに対する期待も表明されました。その結果、各地域ブロックによる違いや特徴が明らかになるとともに、今後の社会の動きに合わせた各ブロックの活動の在り方、陳情能力の向上やそのノウハウなどの学習、交流していくことの重要性が確認されました。今回議論された内容を整理し、今後の活動の向上に繋げていくことになりました。

 最後に、衛藤良憲日盲連副会長が、「第1回ブロック長会議としては良い会議だった。お互い言いたいことを言い合ったが、これを糧に今後も発展的にこの会議を続けていってもらうと良いものになるだろう」と締めくくりました。