点字技能検定試験の第1回運営委開催
厚生労働大臣認定「日盲社協社内検定試験(点字技能師)」の平成27年度第1回運営委員会が、4月24日に日盲福祉センターにて開かれ、
(1)平成26年度日盲社協社内検定試験実施結果報告、
(2)同収支決算(案)、
(3)平成27年度同予算案・スケジュール案などについて審議しました。
試験結果では、東京・大阪・福岡の3会場で80名が受験し、16名が合格(点字使用者7名、墨字使用者9名)。合格率は、20.0%でした。今年度のスケジュールは、6月中旬に試験要項を配布し、7月1日から申し込み受け付け開始、11月8日(日)に東京・大阪・札幌で試験を実施することが確認されました。その上で、福岡についても現地関係者と調整がつけば実施することになり、最終的には4会場で実施する公算が高くなりました。
席上、受験者数が増えない状況が続いていることが話し合われ、その対応策として、日盲社協加盟施設などへの働きかけを強化することをはじめ、点字技能師の存在意義、点字技能師の職域拡大、受験対象者のターゲット、試験実施会場、差別解消法など、様々な角度から意見交換が行われました。なお、委員は、木塚泰弘日本点字委員会会長、込山光廣視覚障害者支援総合センター所長、高橋秀治日盲社協理事長、三谷照勝全国盲学校長会会長、竹下義樹日盲連会長(工藤正一情報部長が代理出席)の5人です。