社会福祉法人 日本視覚障害者団体連合

　４月１４日、日本点字図書館３階会議室において、第２回サイトワールド実行委員会が開催され、日本盲人会連合からは鈴木孝幸副会長が出席しました。

　今回の会議の冒頭、文部科学省の担当である麻田卓哉氏から、「２０２０年に開催されるオリンピック・パラリンピックが同時期に開催されることは初めてであり、関係者からパラリンピックに力を入れるべきであるとの発言から、今回文科省においてもどのような事ができるか検討することになりました。２０２０年に来日する障害のある選手や国内の障害者に対して、科学技術の側面からの支援を行うために、各方面からいろんな話を聞いている状況であり、今後も関係者からの意見を受けたい」と話がありました。

 そのほか、「例えば、ものつくりなどの技術を活かして生活しやすいものを作っていきたい。実施した結果を後世に残すことが大切であり、今回は『障害のある人たちが快適に生活できるようにすること』を考えたい」と説明がありました。

　その後、通常の実行委員会では、イベントに対する参加状況などを検討し、今後会議室の空状況などを公開し、更なるイベントの申し込みを受けることとして散会しました。