オリパラ建築関係のヒアリング終了
2015年3月30日
「東京2020オリンピック・パラオリンピック協議大会に向けたアクセシビリティ協議会」の第3回当事者団体と事務局の作業部会が、3月25日に東京・霞が関の中央合同庁舎で開かれ、日本盲人会連合からは大橋由昌情報部長が出席しました。
前回都議会開催中のために報告されなかった「東京都長期ビジョン」についての説明後、オリパラに向けたアクセシビリティに関する「東京版ガイドライン」についての意見交換を行いました。今年度の検討課題が主として建築などの基盤整備に関するものであるため、DPI日本会議の佐藤聡事務局長、全国脊髄損傷者連合会の玉木一成理事などの車いす使用者からの発言が中心で、車いすが複数台乗り降り可能な21人乗りのエレベータの設置、前列の人が立っても競技を見られるようにサイトラインを確保した車いす席の増設など、具体的な数値目標を示しながら要望していました。
なお、4月以降は、コミュニケーション・サービス部会が始まり、視・聴覚障害者団体からの要望を中心にヒアリングが開始される予定です。