議員会館視覚障害者用WC音声案内装置検討会

2015年2月2日

 1月26日衆議院第一議員会館において、「第4回衆議院議員会館の視覚障害者用WC音声案内装置についての検討会」が開催され、日盲連からは鈴木孝幸副会長が出席しました。また、衆議院側からは庶務部営繕課、電気施設課、管理部議員会館課等が出席されました。
 議題は、利用者の声の報告と言うことで、日盲連をはじめとして3団体からの感想が出されました。中でもトイレを示す音サインの質と音量について改善を求めると共に、衆議院第一議員会館だけでなく、衆議院第二並びに参議院にも普及すべきとの意見が出されました。
 衆議院側からは、平成27年度議員会館トイレ音声案内装置設置方針等が示され、次の5点が挙げられました。
 1.新たな装置の設置については、平成27年度は、第一会館1か所、第二会館1か所の設置を検討
 2.装置の設置時期として、平成27年内を目途としています
 3.点字ブロックについては、今後のバリアフリー対策全体の動向を見ながら検討
 4.誘導支援設備の維持管理については、1年毎の点検を行うことが確認されました
 5.そのほか、音声案内装置の整備は、平成27年度に2か所設置し、合計3か所となります。
 また、これらに加えて適切な人的対応ができるよう研修を継続し来館者の方々へのサービスの充実を図っていくことになりました。