ラウンドアバウト問題で日盲連が議員陳情

2014年11月5日

 11月4日、日本盲人会連合の本部役員が、ラウンドアバウト(信号のない円形交差点)問題で、衆参国会議員に陳情を行いました。霞が関を訪ねたのは、鈴木孝幸日盲連副会長、小野束常務理事、大橋由昌情報部長の3名。
 陳情先は、参議院の山本博司国土交通委員会委員長、衛藤晟一日盲連顧問、衆議院の盛山正仁自民党ユニバーサル社会推進議員連盟事務局長の3事務所。山本、盛山、両議員は直接応対され、陳情内容を確認されました。
 鈴木副会長は、「この9月1日から道路交通法の改正・施行により実施されているラウンドアバウト交差点は信号がないため、設置費用・維持管理コストの縮減、災害による停電時等の緊急時においても機能するメリットが強調されていますが、視覚障害者にとっては極めて危険です」と訴えました。
 そして、この「ラウンドアバウトに関する安全対策の検討会を立ち上げ、視覚障害者の安全確保のための議論の場を設置していただきたい」と要望しました。