オリパラに向けた準備が加速

2014年10月15日

 「劇場、競技場等の観客席を有する施設の建築設計標準に関する検討ヒアリング」が、10月9日に東京・神谷町の国土技術研究センターで開かれ、日本盲人会連合から大橋由昌情報部長が出席しました。

 ヒアリングの目的の説明後、各団体からの報告と意見交換が行われました。今後開催される検討会の目的は、「多くの人が劇場・競技場等の観客席を有する施設を円滑に利用できる環境を整える必要があり、建築設計標準の内容の充実を図るための具体的な検討を行うこと」です。
 調査の概要としては、
1.資料の収集整理、
2.高齢者、障害者団体等のニーズと課題の把握、
3.優良設計事例の調査、
4.設計標準の追補版の検討などを討議しました。今後2回の検討会を経て、追補版の作成を行い、普及を図ることを確認します。なお、検討会の委員長には、髙橋儀平氏(東洋大学ライフデザイン学部教授)が選ばれました。