障連協セミナーで改正雇用促進法を説明

2014年9月9日

 全国社会福祉協議会・障害関係団体連絡協議会(障連協)の「平成26年度 第1回障連協セミナー」が、9月5日に東京・霞が関の全社協ビルで開かれ、今日的な課題として注目されている二つの課題についての講義が行われました。

 講義(1)は「これからの障害児支援と子ども・子育て支援新制度」のテーマで、柏女霊峰氏(淑徳大学総合福祉学部社会福祉学科教授、障害児支援の在り方に関する検討会座長)、
 講義(2)は「改正障害者雇用促進法と、差別禁止・合理的配慮の提供の方向性について」と題して、山川隆一氏(東京大学大学院法学政治学研究科教授、改正障害者雇用促進法に基づく差別禁止・合理的配慮の提供の指針の在り方に関する研究会座長)で、政府のそれぞれの担当専門委員会を束ねる方から委員会の審議内容などの詳しい説明を聞きました。

 日盲連からは、大橋由昌情報部長が出席し、(2)で「障害者の採用に当たっての能力の評価と報告書にはあるが、どう客観的に評価できるのか」と質問。これから事例などを集めて、具体例を示したい、との回答を得ました。