福祉と医療の狭間の検討会厚労省と意見交換

2014年8月21日

 8月19日、東京・西早稲田の日本盲人福祉センターにおいて、福祉と医療の狭間における視覚障害者への配慮に関する意見交換会の第1回会議が開催され、厚生労働省から障害福祉課、自立支援振興室、医療課の3課から4名の担当職員が出席して開催されました。
 日本盲人会連合からは、竹下義樹会長、鈴木孝幸副会長、新城育子女性協議会会長、前田美智子女性協議会副会長、松永秀夫同行援護事業所等連絡会会長が出席。

 冒頭、竹下会長は長年にわたって女性協議会から出されている懸案事項が福祉と医療の狭間における対応であり、この会議を通じてより良い方策が見出されることを期待する旨の挨拶があり、出席者自己紹介の後で意見交換が行われました。

(1)具体的事例・状況では、新城氏から切実な現状に対する説明や意見が出されたほか、松永氏からも地域の実情などについて意見が出されました。
(2)入院時に必要な支援についてでは、院内や食事場面での状況説明、単身者における自宅からの物品の運搬などがだされました。
(3)新たな支援策に関しては今後に向けて意見交換がなされ、それぞれの課題について今後どのような支援策が可能かを持ち帰って検討することなどが確認されました。

 また、今後継続して意見交換を行うこととし、次回は10月をめどに開催の予定。