航空機搭乗拒否問題などで国交省へ陳情
2014年8月11日
全国盲人福祉大分大会で採択された議案処理の一環として、8月8日国土交通省へ陳情を行い、17項目の要望を伝えました。
日盲連からは、竹下義樹会長・鈴木孝幸副会長・大橋由昌情報部長が出席し、航空機の搭乗拒否問題の対策や福祉有償運送制度の拡充、屋内用点・線ブロックの早急なJIS化や交通機関の弱視者へのバリアフリー化の促進などを求めました。主な要望項目の概要は次の通り。
(1)全盲が単独・複数であっても、飛行機に搭乗できるように
(2)同行援護事業所の移送サービスについて、福祉有償運送運営協議会の許認可が簡単に受けられるように
(3)駅ホームの可動柵の設置については、年次計画を立ててすすめてほしい
(4)駅構内の階段の段鼻・床や壁の色づかいはコントラストがはっきりする色にしてほしい
(5)時刻表や電光掲示板などは、文字サイズや設置位置、コントラストを弱視者が見やすいように工夫を
(6)JR各社の身体障害者運賃割引における単独利用の場合の距離制限の撤廃を
(7)公共交通機関のバス路線が廃止されたところは交通弱者に対する代替の対策を。