第2回あはき等法推進協が四谷で開催
あはき等法推進協議会(代表・杉田久雄全日本鍼灸マッサージ師会会長)の平成26年度第2回会合が7月1日、東京・四谷の全鍼師会会館で開かれ、日本盲人会連合の竹下義樹会長、同あはき協議会の小川幹雄会長、須藤平八郎委員、日本あん摩マッサージ指圧師会の時任基清会長、笹原稔副会長、野本矩通理事など、加盟団体を代表する委員が出席しました。
席上、報告・協議された主な事項は、次の通りです。
(1)産業分類、職業分類で、あはき柔整が「療術」の中に入れられた問題では要望書を提出し、陳情した
(2)介護保険の地域協議会では、市町村ごとの団体が頑張って参入する必要がある
(3)有資格者であることを証明するカード作成については、希望を募る、写真を用意するなど、各団体で準備を始めて欲しい
(4)大阪府岸和田市の鍼灸学校が夜間部、週3回の授業で受験資格を得られる問題では、学校協会、理教連が文科省、厚労省と折衝中
(5)雇用保険の失業給付は、職業訓練で3カ年給付できるので、鍼灸専門学校は対象となるが、鍼灸大学は対象外
(6)日本鍼灸師会から提案された「法改正検討委員会については、加盟各団体内で協議し、あはき等法推進協の次回会合以後に協議する
(7)欧米では統合医療として鍼灸が重視されている。国民の為の鍼灸医療機構では今後の鍼灸グランドデザインを考えている
(8)日盲連あはき問題戦略会議では法第18条第2項問題(重度視障者のみ中卒コースを残す)と第19条問題について検討中
次回会合は8月21日(木)の予定。