屋内用誘導ブロック第2回検討会を開催
2014年7月1日
6月27日14時30分から、日本盲人福祉センター2階研修室A・B・Cにおいて、屋内用誘導ブロック第2回検討会が開催され、視覚障害当事者(全盲・ロービジョンなど)12名と誘導ブロック業者10社14名が出席しました。
会議に先立ち、「屋内用」としてどのようなものが望ましいかを、線状突起の本数や高さの異なるサンプルで体験しました。杖(パームチップ、ローラー)を使って状況をみたり、足で踏んだ時の確認が可能かどうかや、色についての確認、車いすに見立てた台車を使用して振動なども体験しました。
会議は鈴木孝幸日盲連副会長の挨拶のあと、出席者の自己紹介があり、当事者からは「屋内用ブロック」を体験したうえでの感想発表がありました。
意見交換では業者からJIS規格外(屋内用)の基準作りは難しいのではないか、また、屋内の「定義」についても意見が出されました。更に、当事者からは連続するブロックの敷設が必要なこと、高さはJIS規格より低くても可能ではないかなどの意見が出されました。次回は学識経験者や関係機関なども含め基準作りを行うよう進める予定です。