あはき等法推進協第1回会合が四谷で
あはき等法推進協議会(代表・杉田久雄全鍼師会会長)の平成26年度第1回会合が4月18日、東京・四谷の全鍼師会会館で開かれ、日盲連の竹下義樹会長、同あはき協議会の小川幹雄会長、須藤平八郎委員、日マ会の時任基清会長、笹原稔副会長など、加盟団体を代表する委員が出席しました。
席上、報告・協議された主な事項は
(1)総務省の職業分類であはきが療術の小分類になっていることに対する改善要望書は完成しているので、できるだけ早急に陳情行動を起こす。
(2)携帯式「免許資格証明カード」については実行し得る見通しとなったので、本協議会内に検討委員会を立ち上げる。
(3)鍼灸マッサージを考える国会議員の会では、
ア.患者が自己負担分を施術所で支払うだけで施術を受けられるようにして下さい。
イ.訪問施術制度を確立して下さい。
ウ.鍼灸を介護保険、機能訓練指導員基礎資格に加えて下さい。
エ.地域包括医療制度にあはきを加えて下さい。
以上について、出席議員から活発な意見が出された。
(4)役所側(厚労省)や関係議員はあはき関係団体が一纏まりになっているので、真面目に対応せざるを得ない模様。
(5)長崎県にあマ指養成施設を新設する問題では「反対」の意見書が多かった模様。
(6)人事院規則、国家公務員給料表で、あマ指師、柔整師などの初任給評価が低い。
(7)岸和田の鍼灸養成学校が夜間部週3日、3年で受験資格が得られる問題では近々、文科・厚労共同省令の「指導要領」が改定される可能性が高い。
(8)診療報酬点数表上にマッサージ項目復活運動では、整形外科医会が「2部位以上の場合は加算金を加えよ」との要求を出している。
などでした。
次回会合は7月1日(火)の予定です。