全国の皆さんこんにちは。2026年、令和8年がスタートして皆さんはどういう1年を想像しておられるでしょうか。  今年は丙午【ひのえうま】ということで、良いような捉え方もされているようです。丙午と言うのは私たちにとって見れば、かつての言いぐさである「女性は男性を食い殺す」とか、「男性の命を縮める」と言う意味で丙午は嫌ったこともあったようけれども、それはつまらない迷信であって、丙午というのはあくまでも活気のある行動力がそこに示されている、ということで意味づけをされているというふうに私は理解しております。そういう意味ではこの1年間が、かっきのある1年として私たちを導いてくれるものと皆さんと共に考えたいと思います。 そういう意味ではこの2026年の日視連、そして私自身のことを少し話してみたいと思います。  当然、今年の6月に宮城県で開催される仙台大会というものについてきちんと準備を進めていくことが私の大きな第一歩であります。この宮城大会では、何を1つの目玉にするのかということになれば、地元の要請もうけて、中山間地域における移動の保障、交通の便がどんどん苦しくなっているなかで視覚障害者が地域での生活をどう維持し、日常生活であれ、医療を受ける機会であれ、全ての場面で移動というものをどう確保するのかということをテーマにしていこうと思っております。  それと同時に、この宮城大会で私が意識したいなと思っているのは、次世代の役員、あるいは次世代を担う我々の仲間をどう育て、あるいはどう招き入れるのか、ということを考える機会にもしたいなと思っております。 今から2年後になりますが、2028年には我々は結成80周年を迎えるわけであります。その際は単に、周年事業というのではなくて、日視のいわば新たな時代を担う組織として、新たな時代の視覚障害者のナショナルセンターとしての日視連をどう皆さんに提示できるのか、ある意味では、こういう組織のイノベーションとも言うべき革新あるいは改革というものをすこし意識したそういうスタートにしたいなという思いもあります。  私自身も今年は75歳という後期高齢者にもなりました。いつまでも日視連の会長としての役割が続けられるわけでも無ければ、慢性化することによってマイナス面も出てくるわけであります。そうではなくて、自分がこの地位を与えていただいた以上は、この役割を担わせていただいた以上は、いわば15年間の総仕上げということに意識を傾けていきたいと思っております。それは後ろ向きになる話ではなくて、自分の考えてきた全国の視覚障害者の未来、あるいは夢というものが日視連の活動を通じて見えてくる、あるいはそれを実現するために日視連が私たちの大きな存在感として、そこにある、そういうことを実感してもらえる組織にしたいと思ってやってきた訳ですから、これを少し皆さんに感じてもらえるそういう1年間を作ってみたいと思っております。そういう意味ではこの1年間は、次世代のこと、新しい仲間を迎え入れるための道筋のこと、あるいは自分自身がやってきたことの総仕上げに何をやろうとしているか、ということについて皆さんに伝わる1年にしたいと思っております。