全国の皆さんお元気でしょうか。日本列島は40度近い日中の暑さで、全国の皆さんに熱中症で倒れる方がいないかそういうことも心配される状況であります。  そういう中で先日7月の20日に参議院通常選挙の投票とその結果が報じられました。参議院においても大きな政治の変化が起こり、それを踏まえて石破内閣が退陣するということも流れてきております。こういう政治の動きが、我々の福祉の分野にどういう影響をもたらすのか、あるいは次の政権が、どのような福祉に対する取り組みを掲げるのか、そういうことも心配をしながら国の動きを注目し、また皆さんと共に必要な運動をやっていきたいと思っております。  そういう中にあって、これまでも少し触れてきた大きな動きがあります。それは、8月の18日からイギリスのRNIBという組織、これはイギリス盲人協会の略称名ですけども、この団体から2名のリーダーが日本にやってきます。そして18日の日には、日視連の執行部との懇談会が予定されております。また19日には、当事者の私たちの仲間に対する講演と意見交換の場も用意されております。ぜひ皆さんも19日の午後の当事者との懇談会や講演会に参加していただきたいと思いますので、詳しいことは各団体に情報提供をしていきますので、ご参加のほどもよろしくお願いします。非常に楽しい話も聞けるかもしれませんし、我々の発想とは全く違うイギリスの動きを知ることになるのではないかなと思っております。  3点目と言いますか、もう一つの日視連としての動きも報告したいと思います。それは、これまでにも触れてきたようにあはきと理療科教育の未来を考える懇談会というものを2年半ほどをかけてやってきました。その取りまとめをこの3月から4月にかけてやりまして、ようやく7月に入って、その報告書及び日視連としての提言を皆さんにお送りしたところであります。今後この報告書、あるいは提言を基礎としながら全国の皆さんからも意見をいただき、あるいは議論を深めてどういう運動にこれをつなげていくのか、あるいは、この運動を通じて新たな我々のあはきに対する魅力を引き出せるかということを考えたいと思っております。  さらに言うならば、マッサージの甲子園という形でマッサージの職員を目指してる若者のためのコンテストを、8月の24日に埼玉県で行うことも予定しております。皆さんと共にあはきの未来を考えていける1年にできればと思っております。