全国の皆さんこんにちは。  5月25日と26日に千葉県千葉市において第78回の全国視覚障害者福祉大会が開催されることになっております。この大会では1年を通じた皆さんの声を一つに束ねて、そこから日視連としての1年間の要求活動をスタートさせる、区切りの大会となるわけでありますが徐々に全国の皆さんが一堂に集まれる機会を広げてきたつもりであります。  コロナ禍で一時期は人が集まれないということがあったわけですが、徐々にたくさんの方が1箇所に集まれることが社会的にも認められてきましたので、今年の千葉大会では、1日目の大会では500人を超える全国の皆さんが集まって議論をしたいと思いますし、2日目の5月26日の大会では1000人を超える皆さんが是非1か所に集まって我々の声が社会に大きく轟くというような元気の出る大会になればと思っております。  また1日目の5月25日の午前中には弱視問題を集中的に取り上げようと思っておりますので、駆けつけることが可能な皆さん、とりわけ関東地区の皆さんには是非早めに家を出ていただいて千葉県に集合していただくことをお願いしたいと思っております。  さて日視連としてこの間、様々な取り組みも広げてきたわけでありますが、令和7年度においては新しい事業を一つスタートさせたいと思っております。それはあはきを中心として職業訓練を行う就労移行支援事業所をこの日視センターの中に開所することであります。あはきの就労移行支援事業所を立ち上げることによって、卒業生の研修の場ともなりますし、既卒者にとってもさらにレベルアップのための研修をしたり、あるいは若手や中堅の人たちの再就職に向けて就労移行支援事業所からヘルスキーパーやあるいは訪問マッサージ、あるいは自宅での開業に向けた準備といったあはきの分野における未来をこの就労移行センターを通じて描けるような仕組みづくりをぜひやりたいと思ってるわけであります。あはきの未来を、そしてあはきの魅力を、この就労移行センターを立ち上げることをきっかけにして皆さんと考えていけるきっかけにしたいということであります。  今年は万博が4月から大阪でスタートするわけでありますが、この万博のテーマが未来を開くと言いますか、我々の未来を科学するということがイメージされているようでありますけれども、この万博に合わせるわけではありませんけれども、あはきの世界において新しい未来を開く、そしてあはきを通じて我々のもう一度一つの魅力あるいは未来を開くことがこのセンターからできればと思っております。もちろん皆さん時間があれば大阪の万博にも出かけてみてください。点字200周年ということで4月には点字を広めたい、点字を知っていただきたいという思いで毎日新聞が立ち上げたビジョンアソシエーションというところの会場を借りて、点字200周年の事業も開催しますので、ぜひぜひ大阪の万博にも出かけていただくことも、付け加えになりますけれどもお願いしたいと思っております。  何と言いましてもこの2025年が日視連にとっても、そして皆さんにとっても何か新しいことに期待が持てるなという1年間になるイメージが作れる1年になることを願っております。