愛盲時報 令和5年7月25日(火)第279号 目次  1.第76回全国視覚障害者福祉大会 まほろばの国 奈良で開催  2.速報!! 新執行部決まる!  3.東京都専門点訳奉仕員養成講習会受講者募集  4.ご寄付のお願いについて  5.奥付  *見出しの頭には「--(半角で2つ)」の記号が挿入されているので、検索機能を使って頭出しをする際にご利用下さい。  また検索の際、目次でご紹介した数字を続けて半角で入力すると、その項目に直接移動することができます。  (例)1をご希望のときは、「--1(すべて半角)」と入力。 (以下、本文) --1.第76回全国視覚障害者福祉大会 まほろばの国 奈良で開催 【写真】日本視覚障害者団体連合 竹下義樹会長(右)と奈良県視覚障害者福祉協会辰已壽啓会長(左) ■今年もハイブリッド方式で  日本視覚障害者団体連合(以下、日視連)と奈良県視覚障害者福祉協会主催による第76回全国視覚障害者福祉大会(奈良大会)が、奈良県橿原市のDAIWA(ダイワ) ROYAL(ロイヤル) HOTEL(ホテル) THE(ザ) KASHIHARA(カシハラ)を会場に5月21日から5月22日まで開催されました。今大会は、昨年と同様にリアル参加とオンライン参加を交えたハイブリッド方式で開催され、2日間をとおして全国から多くの視覚障害当事者の参加がありました。 ■今大会はシンポジウムも開催  1日目には、「踏切と横断歩道の安全を考えるシンポジウム」が開催されました。令和3年8月に静岡県三島市で、令和4年4月には奈良県大和郡山市で、踏切内において視覚障害者が列車と接触し死亡する事故が起きました。それらの事故を振り返り、二度と起こらないようにするべく、その方策を考える目的で企画・実施されました。  始めに、日本(にっぽん)歩行訓練士会の古橋友則(ふるはしとものり)会長による「静岡・奈良での視覚障害者踏切事故と、道路横断を含めた日本歩行訓練士会の取り組み」と、国土交通省道路局企画課 大西良平(おおにしりょうへい) 課長補佐による「国土交通省が進める安全対策について」と題した基調報告が行われました。 【写真】 昨年4月に事故があった奈良県大和郡山市の近鉄橿原線の踏切 その後、コーディネーターとして慶應義塾大学経済学部 中野泰志(なかのやす)教授と、登壇者として奈良県視覚障害者福祉協会の役員を加え、パネルディスカッションが行われました。登壇者の方々に、実際に踏切や横断歩道を歩いた時の実感やひやりとした体験などを伺いながら、報告者である古橋氏や大西氏の意見も交えて議論は進められました。視覚障害者の踏切と横断歩道における危険な現状を把握し、安全対策を進める方策を探る討論の場となりました。  最後に今回のシンポジウムの締めくくりとして、視覚障害者が「踏切と道路を安全かつ安心して横断できることを実現するための奈良宣言」が満場一致で採択されました。日本視覚障害者団体連合 竹下義樹(たけしたよしき)会長は「今日のシンポジウムはスタートに過ぎない。視覚障害者の踏切や横断歩道における問題というのはまさに緊急の課題であって、命が奪われた後では取り返しがつかない。これまで犠牲になった人達の命を無駄にしないためにも、速やかに問題に取り組んでいかなければならない。今日のシンポジウムや奈良宣言の内容を国に要求するだけでは不十分であり、日視連が国交省と連携していき、我々ができることをしなければいけない。自分たちで、我々の仲間たちがより安全に社会参加、日常生活が送れるような環境をつくると決意したい」と総括しました。 【写真】シンポジウムの様子 ■踏切と道路を安全かつ安心して横断できることを実現するための奈良宣言  令和3年8月には静岡県三島市で、令和4年4月には奈良県大和郡山市で、踏切内において視覚障害者が列車と接触し死亡する事故が発生した。また、平成30年12月には東京都豊島区で、早朝の横断歩道において通勤途上の視覚障害者が自動車と接触し死亡する事故も発生している。  これらの死亡事故以外にも、ニアミスやヒヤリ・ハットを経験した視覚障害者は数え切れず、視覚障害者にとって、踏切や横断歩道は、危険な場所となっている。踏切や横断歩道は全国各地にあるため、安全性が確保されなければ、視覚障害者の日常生活・社会生活に大きな影響を及ぼす。  私たちはこのような痛ましい事故が二度と起こらないようにすると同時に、視覚障害者が踏切や横断歩道を安全に安心して利用できるような社会が1日も早く実現できることを求める。特に、国や道路管理者、鉄道事業者等に対して必要な安全対策を早急に実現することを強く求める。  まず、視覚障害のある人は、安全に安心して踏切を横断する権利を有する。しかし、現状では、音響や触覚的な手掛かりがないため、踏切がどこに設置されているかが分からない。近くに踏切があることが分かったとしても、踏切がどこから始まり、どこで渡り終えたのかを知るための手掛かりがない。また、踏切を横断する際、歩行導線を示す誘導路が存在していないため、線路内に立ち入ってしまう等の危険性がある。さらに、もし万が一、踏切内に立ち入った直後に、遮断機が閉じ、踏切内に閉じ込められてしまった際、安全に安心して退避する方法が分からない。そのため、音(おと)サイン等で踏切の場所を示したり、踏切の始まりと終わりが分かるような触覚的な手掛かりを設置したり、踏切内の誘導路を示したり、緊急時の避難方法を示したりする等の対策が急務である。これらの安全対策について可及的速やかに、実証実験等を実施した上で、ガイドラインに盛り込み、全国に普及させることを強く求める。 次に視覚障害のある人は、いつでも、安全に安心して横断歩道を横断する権利を有する。しかし、現状では、「視覚障害者誘導用ブロック(点字ブロック)」が敷設されていなかったり、敷設方法が不適切だったり、老朽化していて機能していなかったりする場合があり、横断歩道の場所を知ることが困難な場合がある。また、国のガイドラインにも記載されている歩車道の境界を示す「2cmの段差」がないために、間違って車道に出てしまう危険性のある場所もある。さらに、道路を横断する際に必要な「音響式信号機」や「エスコートゾーン」が設置されていなかったり、老朽化して機能していなかったり、時間によって音が止まっているために、車道に迷い出て事故に遭遇する危険性の高い場所もある。  そのため、横断歩道の場所が分かるように点字ブロックを適切に敷設・保守点検したり、車歩道の境界を示す「2cmの段差」を確保したり、車道に逸れることなく道路を横断するために必要な「音響式信号機」や「エスコートゾーン」を全ての横断歩道に設置する等の対策が急務である。特に、「音響式信号機」の運用に際しては、時間制限等によって停止する場合でも、視覚障害者の安全が脅かされないように留意する必要がある。これらの安全対策について可及的速やかに、ガイドラインに盛り込み、全国に普及させることを強く求める。なお、点字ブロックの色や敷設方法、特に、隅切りのある道路における点字ブロックの適切な敷設方法等については、早急に実証実験等を実施し、ガイドラインに反映させる必要がある。 【写真】  最後に、踏切や道路を確実に横断するためには、私たち視覚障害者も自身の歩行について確認することが必要である。また私たちも踏切や交差点の構造を知り、どこにどのような形式の踏切や交差点があるかを知っておくことも必要である。そのためには、国や関係機関が、これらの情報を私たちが理解できる形式で提供しておくことも必要である。これらの情報を踏まえた上で、歩行訓練士の協力も得ながら、自らの歩行を見直す機会を持たなければならない。また、必ずしも一人で踏切や道路を横断するのではなく、不安なときは周りの人に援助依頼をすることも必要である。私たちは、これら必要な対策を関係機関に求め、自らも考えることにより、踏切や道路を確実に横断できることを熱望し、ここに宣言する。 【右写真】宣言を読み上げる奈良県視覚障害者福祉協会の辰已壽啓会長 ■令和5年度 第1回全国団体長会議 開催 【写真】全国団体長会議の様子  シンポジウムに続き1日目には、令和5年度第1回全国団体長会議が、オンライン参加も交え、全国の加盟団体および協議会の代表者が参加し開催されました。及川清隆(おいかわきよたか)日視連副会長の司会、辰已壽啓(たつみとしひろ)奈良県視覚障害者福祉協会会長と村上芳継(むらかみよしつぐ)熊本県視覚障がい者福祉協会・団体会長の議事進行の下、令和5年度の運動方針(案)および団体提出議案について議論が行われました。  運動方針(案)について竹下義樹日視連会長は、障害者差別解消法の改正や国連障害者権利委員会の総括所見に実効性を持たせ、あるいは学校教育において障害者に関する啓発・人権教育を促すことについて、視覚障害当事者団体が果たす役割が大きいこと、移動の安全確保は命に関わる急務であり、情報保障は視覚障害者の永遠の課題であり改善を求めていくこと、あはきを就きたいと思う職業とするための方策を検討するとともに就労移行支援事業にも取り組むこと、雇用と福祉の連携による重度障害者等就労支援特別事業の拡充等により一般就労を含めて進展さ せること 、GIGAスクール構想で視覚障害児が取り残されないよう支援策を検討し求めていくこと、英国のECLO(エクロ)を参考にしつつ医療と福祉の連携を図ること、地域により差がある災害対策(ハザードマップ作成等)の促進を求めていくこと、ブラインドスポーツなどの振興を図ることなどを説明しました。  参加者からは、中途視覚障害者の加盟団体への入会を増やす取り組みが必要であること、買い物難民が生まれないようサポーターが必要であること、乗降客数が多い駅を重点に環境整備するだけでは不十分なこと、政治活動に同行援護事業を利用することについて日視連としての方針を示す必要があること、その他、ハザードマップ作成の現状等について発言がありました。  それらに対し竹下会長は、医療と福祉の連携を図る中で中途視覚障害者の支援等に取り組むこと、買い物を含む日常生活にかかわる福祉サービスの充実を求めていくこと、視覚障害者の利用が多い駅や危険性の高い駅の整備を求めていくこと、同行援護の利用については厚生労働省とも協議しながら先送りすることなく検討することなどを述べました。  続く団体提出議案に関しては、4月に行われた生活、バリアフリー、職業の3つの分科会について各分科会の座長より説明が行われ、その後の質疑では、いわゆる盲学校でブラインドスポーツに取り組んでいないかのような誤解を招く表現は避けるべきこと、盲学校では生徒数減に伴い予算と専門性の維持が難しくなりつつあるが、インクルーシブ教育を含め教育の質を維持・向上させるよう求めるべきこと、それがひいては就労促進の基盤になることなどの発言がありました。  最後に、協議事項として、ガイドヘルパーの必要性を知ってもらいヘルパーの担い手確保につなげるため、改正障害者自立支援法が成立した12月3日を「視覚障害者ガイドヘルパーの日」とし、12月3日から公布された10日までをその記念週間として働きかけていくことを進めていきたい旨説明されました。 ■式典は今年もライブ配信 【写真】式典の様子  2日目には、来場者に加えてYouTube配信の視聴者を交え、大会式典および大会議事が開催されました。 第1部の大会式典では、奈良県視覚障害者福祉協会の小山恵美(こやまめぐみ)理事の開会宣言、国歌・会歌斉唱、黙祷の後、奈良県視覚障害者福祉協会 辰已壽啓(たつみとしひろ)会長から歓迎の挨拶が述べられました。  次に、日視連 竹下義樹(たけしたよしき)会長は主催者挨拶として、新型コロナ感染症の影響が緩やかになる中で、ようやく全国から会員が参加できるようになったとしつつも、まだ以前のような多数の参加には至っておらず、来年以降、徐々に戻るようにしたいと述べた上で、今年、奈良で2日間の大会を開催できることの意味は大きいとし、全国大会の開催に向けてご尽力された地元会員の方々をはじめ多くの方に感謝の意をあらわしました。 【写真】主催者挨拶をする竹下義樹会長  続いて、日視連顕彰表彰式、 山下真(やましたまこと) 奈良県知事、亀田忠彦(かめだただひこ)橿原市長、奥野信亮(おくのしんすけ)衆議院議員、橋本岳(はしもとがく)衆議院議員・日視連顧問、並びに小林茂樹(こばやししげき)衆議院議員の来賓祝辞、高市早苗(たかいちさなえ)経済安全保障担当大臣・内閣府特命担当大臣のビデオメッセージ、森田浩司(もりたこうじ)文部科学省初等中等教育局特別支援教育課特別支援教育調査官による永岡桂子(ながおかけいこ)文部科学大臣の祝辞代読の後、加藤勝信(かとうかつのぶ)厚生労働大臣、斉藤鉄夫(さいとうてつお)国土交通大臣、衛藤晟一(えとうせいいち)参議院議員からの祝辞が披露されました。  第2部の大会議事では、令和4年度決議処理報告、令和5年度運動方針を執行部の原案通り全会一致で可決。続いて宣言・決議も全会一致で採択されました。さらに、次年度の第77回大会開催地団体を代表して、熊本県視覚障がい者福祉協会・団体の村上芳継(むらかみよしつぐ)会長から挨拶があり、 次年度開催地を代表して挨拶 来年6月2日と3日に熊本市で開催 協会・団体の村上芳継会長 (する熊本県視覚障がい者福祉 )することが報告されました。 【写真】次年度開催地を代表して挨拶する熊本県視覚障がい者福祉協会・団体の村上芳継会長  最後に、奈良県視覚障害者福祉協会の三口雄康(みぐちかづやす)副会長から閉会が宣言され、拍手の中、来場者とオンライン視聴者を交えた2日間にわたる大会が幕を閉じました。 ■日視連顕彰被表彰者 (敬称略・順不同でご紹介します) 【村谷昌弘福祉賞】特別組織功労 衛藤良憲(えとうよしのり)(大分県) 【礎賞】組織功労 武田利美(たけだとしみ)(秋田県) 川崎栄一(かわさきえいいち)(福島県) 堀口俊二(ほりぐちしゅんじ)(山梨県) 塘添誠次(とうぞえせいじ)(富山県) 金子芳博(かねこよしひろ)(愛知県) 田尻彰(たじりあきら)(京都府) 外山龍子(とやまたつこ)(堺市) 吉田昭雄(よしだあきお)(奈良県) 安田和正(やすだかずまさ)(山口県) 【青い鳥賞】福祉・文化功労 石黒宏和(いしぐろひろかず)(札幌市) 内藤恒史(ないとうつねふみ)(奈良県) 垣内初江(かいとはつえ)(奈良県) 今泉勝次(いまいずみかつじ)(神戸市) 【光の泉賞】内助等功労 添田紀子(そえだのりこ)(札幌市) 井上久仁子(いのうえくにこ)(関東ブロック・千葉市) 福喜多恭子(ふくきたきょうこ)(関東ブロック・神奈川県) 米島京子(よねしまきょうこ)(北信越ブロック・石川県) 三竹川男(たけがわみつお)(福井県) 鈴木敬子(すずきけいこ)(東海ブロック・愛知県) 大橋貞子(おおはしさだこ)(滋賀県) 川田弘美(かわだひろみ)(中国ブロック・岡山県) 井貝仁(いがいひとし) (四国ブロック・徳島県) 衞藤文江(えとうふみえ)(九州ブロック・福岡市) 大田文子(おおたあやこ)(九州ブロック・佐賀県) 【感謝状】 社会福祉法人徳会壷阪寺聚(つぼさかでらしゅうとくかい) 一般社団法人奈良県視覚障害者福祉協会(第76回全国視覚障害者福 祉大会開催) --2.速報!! 新執行部決まる!  6月27日に日本視覚障害者センターを会場にオンラインで執り行われた令和5年度日視連定時評議員会では役員の選任が行われました。理事・監事の選任の議案が審議され、執行部の原案通りに承認。新たに14名の理事、3名の監事が選任されました。  【右写真】 日本視覚障害者センターで行われた第4回理事会の様子。全国の理事、監事とオンラインで繋いで開催された  その後開催された第4回理事会では、会長に竹下義樹氏、副会長に橋井正喜(はしいまさき)氏、片岡美佐子(かたおかみさこ)氏、吉松政春(よしまつまさはる)氏の3名が、常務理事に後藤英信(ごとうひでのぶ)氏、三宅隆(みやけたかし) 氏の2名がそれぞれ選任されました。 【上写真】左から順に、竹下義樹会長、橋井正喜副会長、片岡美佐子副会長、吉松政春副会長 【左写真】左から順に、三宅隆常務理事、後藤英信常務理事 --3.東京都専門点訳奉仕員養成講習会受講者募集  日視連では、東京都の委託による「令和5年度専門点訳奉仕員養成講習会」を実施しています。 対象:点訳の知識と経験があり、受講後に都内で活動できる方 期間:令和5年10月4日〜令和6年2月22日  英語コース… 水曜日 10時〜12時  理数コース… 木曜日 13時半〜15時半  楽譜コース… 水曜日 13時半〜15時半 定員・回数:各コースとも定員10名、全10回 申込書請求:8月1日〜8月31日(必着)に希望コース名を明記した用紙と、住所・氏名を記入し94円切手を貼った返信用封筒(長形3号)を同封の上、下記まで郵送ください。申込時に課題提出と来館による試験があります。詳細は、日本視覚障害者団体連合ホームページ (http://nichimou.org/all/news/braillelibrary-news/160804-toshokan/)をご覧ください。 問い合わせ先:日視連点字図書館 講習会担当 (電話:03-3200-6160 内線番号:7番) --4.◆◆ご寄付のお願いについて◆◆ 日本視覚障害者団体連合は視覚障害者自身の手で、 <自立と社会参加>を実現しようと組織された視覚障 害者の全国組織です。 1948年(昭和23年)に全国の視覚障害者団体(現 在は、都道府県・政令指定都市60団体が加盟)で結成 され、国や地方自治体の視覚障害者政策の立案・決定 に際し、当事者のニーズを反映させるため、陳情や要 求運動を行っています。 活動内容は多岐にわたりますが、そのために必要な 経費の確保は、厳しい財政の中困難を極めています。 視覚障害者福祉の向上を目指し、組織的な活動を維 持していくため、皆様からの特段のご厚志を賜ります よう、何とぞ宜しくお願い申し上げます。 ■ゆうちょ銀行 記号番号 00160−5−536104 加入者名 社会福祉法人 日本視覚障害者団体連合 ■みずほ銀行 店名 高田馬場支店 預金種目 普通 口座番号 2868101 カナ氏名(受取人名) フク)ニホンシカクショウガイシャダンタイレンゴウ ※領収証が必要な方、本連合が振り込み手数料を負担する専用の振込用紙をご希望の方は、日本視覚障害者団体連合までご連絡ください。(電話:03−3200−0011) --5.奥付 愛盲時報 令和5年7月25日(火)第279号 ※この愛盲時報は鉄道弘済会の不動産賃貸事業などの益金等、日本盲人福祉委員会の愛盲シール維持会費の中から贈られた寄付金などで作られたものです。 発行所:社会福祉法人 日本視覚障害者団体連合  〒169-8664東京都新宿区西早稲田2-18-2 発行人:竹下 義樹 / 編集人:吉泉 豊晴 電話:03-3200-0011/FAX:03-3200-7755 URL:http://nichimou.org/ Eメール:jouhou@jfb.jp(情報部) 以上で、愛盲時報 令和5年7月25日(火)第279号を終わります。