皆さんこんにちは。  いよいよ、5月26日から28日に、徳島で開催される第70回の大会が近づいていきました。 この私の声が皆さんに届いた頃には、その準備も最終段階に入っているものと思います。  今年の大会では、これまでホームからの転落事故が多発していることを踏まえた安全について、 ぜひ皆さんと声を出し合って、新しい道をあるいは新しい政策が打ち出されるようなそういう大会にしていきたいと思っております。  ぜひ、徳島で、皆さんとお会いできることを楽しみにしております。  5月といえば何といいましても、ゴールデンウィークということで、皆さんが一番1年中で楽しみにしている時期ではないかなと思うんです。  私の法律事務所の事務員で1日、2日を休みを取った子が何人かおります。 そういう人たちにとっては、9連休になるんだそうです。 9連休となれば、外国へ旅行に行こうが、国内で自分の好きな遊びをしようが、非常に長期の休暇が取れて、大きな楽しみになる時期だろうと思っております。  ぜひこの季節も素晴らしい時期ですので、大いに皆さんもゴールデンウィークを楽しんでいただきたいと思います。  ちなみに私はゴールデンウィークの後半にふるさとである石川県の輪島に戻りまして、両親の墓参りでもしてこようかなと、思っております。  さて、皆さんはこういうシーズンに、山菜採りというものをしたことがあるでしょうか。  私は何年に一度ぐらいなんですけれども、山菜採りに出掛けることがあります。 コゴミ採り、ゼンマイ、ワラビ、ノビル。そうした山菜を採って食べるのが大好きです。  全然私は見えませんけれども、群生しているところを教えてもらって、自分で手探りで探して、それなりにたくさん採ることができます。 今年もそういう季節がやってきたので、ぜひ山菜採りにも行こうと思っている次第です。  ところで、国の制度で成年後見制度というものがあるんですけれども、皆さんはご存じでしょうか?  私たち視覚障害者の為の制度ではないのですけれども、高齢者が増えてくるこの時代に認知症や、あるいは記憶力が低下した方々にとっては重要な制度であります。 自分の財産をそうした第三者に委ねて、自分の生活を支えてもらう、そういう制度が成年後見制度であります。  まったく他人に任せるという事で不安を感じる方もおられるかも知れませんが、任意後見制度というものもあります。  これは、自分の意識がしっかりしている間に、自分が信頼できる第三者あるいは弁護士に、自分の将来を委ねて、 自分が認知症や脳卒中で倒れた後の、自分の面倒を見てもらう、自分の財産を守ってもらう、 そういう事を自分が意識のある間に、元気なうちに指名しておく、指定しておくという制度が、任意後見制度と言います。 この任意後見制度と法定後見制度というものをあわせて成年後見制度と呼んどりますけども、 今後、高齢化時代を迎えた中で、この成年後見制度というのは非常に重要な制度だと思いますので、 ぜひ、皆さんも少し意識していただければと思っております。  私なんかは、京都の盲養護老人ホームとか特別養護老人ホームに入所している方々と接触することが多いわけですが、 そうした方々の成年後見人として、何人かのお世話もさせてもらっておます。 ぜひ、皆さんも将来に備えると言う意味で、この成年後見制度についても少し勉強していただければありがたいと思っております。 高齢化時代をむかえて不安のない安心できる、そういう将来を見据えた人生作りをしていただきたいと思っています。