弁護士として思うこと

2014年6月19日

 私は、1984年に弁護士として登録し、今日まで30年間弁護士として活動してきました。30年という1つの節目に当たり、これまでの活動について自分を分析してみました。私が目指した弁護士としての目標はどこまで達成できたかは疑問ですが、それなりの成果を上げてきたと自負しています。

 その1つは、わが国において視覚障害者の新職業として、弁護士をはじめとする法律職(司法書士、社会保険労務士、行政書士など)が成り立つことを社会に示すことができました。

 第2に、2001年の日本弁護士連合会の人権擁護大会において、わが国に「障害者差別禁止法」を制定すべきであるという大会決議をしていただくことができました。そして、日弁連の中に障害者問題を専門に検討する委員会を設置してもらい、その委員会は現在も活発に活動しています。

 第3は、わが国の社会保障制度、とりわけ障害者政策に関する立法過程に参画することができました。代表的なものとしては、障害者基本法の抜本改正や障害者差別解消法の制定に関与することができました。

 第4には、何と言っても自分自身が弁護士として自信が持てるようになったことです。依頼者の信頼を得るためには、自分自身が弁護士としてプライドを持ち、自信が持てなければなりません。

 これからも日盲連の会長として全力を尽くすとともに、引き続き弁護士としても活動していきたいと思います。